一瞬(いま)を生きる君へ ~知覧からの手紙~ 出演者オーディション
2025年7月25日(金)~27日(日)に公演する、
劇団グスタフ「一瞬(いま)を生きる君へ ~知覧からの手紙~」の出演者オーディションを行います。
太平洋戦争末期に日本軍が組織的に行った特攻作戦。
決して生きて帰ることのないこの戦い方は、多くの若者の命を奪い、攻撃を受けた連合軍の将兵たちに圧倒的な恐怖を与えました。しかし特攻作戦という自死を命じた作戦があったこと、日本が生んだ極めて人道に反する残酷な作戦があったこと、その詳細は教科書にはほとんど記載がなく、対照的に今春より新たに使用される教科書の一部では特攻隊員の最期を「散華」(美しい華のように散る、というニュアンス)という表現を使用したことでその是非が話題となっています。まるで当時のメディアさながらの戦争を美化するかのような表現ですが、今日ではこうした風潮が増えつつあるのが現状です。
しかしながら真実はいかなるものだったのでしょうか。
知覧に残る隊員達の数々の遺書には、彼らの心の叫びが切々と綴られており、彼らの葛藤や苦悩が垣間見られます。我々はそこに目を背けることなく、お芝居を通して本当の戦争というものを嘘偽りなく正しく語り伝えていきたい。そのような思いから本作品を上演する運びとなりました。
今年で戦後80年を迎える日本。今やほとんどが「戦争を知らない世代」となりました。平和な日々を過ごしている我々ですが、国外ではウクライナやガザ地区など今なお武力闘争が絶えることなく続いております。本作品を通して戦争についてしっかりと見聞を広げ、考えるきっかけになれば幸いです。
「榊原康政公物語」出演者オーディション
2025年2月15日㈯に日清製粉ウェルナ館林三の丸芸術ホール(群馬県)にて上演する、
劇団グスタフ「榊原康政公物語」の出演者オーディションを行います。
徳川家康に仕え、関ヶ原の戦いを経て館林城主となった榊原康政公。
現在の館林の基礎となる町の整備や治水事業等の功績と、武勇に優れた武将としてだけでなく、人間榊原康像を描く本格的時代劇。シンとは心、真、信、進、親、深、新を意味する。
本作品に真摯に取り組んで頂ける役者を募集しております。殺陣ありの舞台です。
ご来場頂いたお客様、心より感謝御礼もうしあげます!